9月29日
今日午後6時45分からNHKで、悠遊ファームのグループリビングについてのテレビ放送があった。
写ったのは福島さんと僕だけ。
他のボランティアさんたちも緊張して写っていたのに、全員カット。
みんなでの昼食風景はいつもはうるさくてすごいのに、お通夜みたいだったものなあ。
さすがはNHKさん。
自然に話した部分だけを上手につないで編集してある。
これでグループリビングの入居者が増えるといいのだけど・・・・・
9月28日
「夢追い人・里の市」2日目。
天気予報では晴だったが、11時頃雨になった。
ステージの天井が活躍してくれた。
30分くらいで雨が上がり、晴れてきた。
晴とともに来場者が増え、この日は650人が来てくれた。
昨年に比べて300名の減。
中央商店街で歩行者天国のイベントが重なったのも響いたようだ。
豊富町の「サロベツ蝦夷乱舞」のよさこいソーラン踊りは会場を沸かせてくれた。

カラオケでは中国から来た研修生が日本語で上手に「つぐない」を歌い、会場から大きな拍手がおこった。

しかしこの後、カラオケ出場者が殺到、どうにも止まらない状態になってしまった。
カラオケ出場者に贈るジャガイモはすぐに底を尽き、あわてて袋詰めする羽目になった。
最後の大抽選会は1枚100円で売り出した抽選券が、2日間で684枚売れた。
一人で10枚以上買った人もいた。
はずれ券にもビニール袋に詰め放題でジャガイモがあたるので、用意したジャガイモはたちまち底を尽き、急遽悠遊ファームのジャガイモを追加した。
3時に祭りは終わり、テントの撤収、借りたものを返し、最後にステージを撤去し無事「夢追い人・里の市」は終わった。
やれ、やれ。
9月27日
いよいよ今日は「夢追い人・里の市」本番。
天気予報は長期予報では二日とも雨だったが、昨日になって曇に変わった。
朝方雨が降ったがすぐに上がり、曇だがとても寒い。
屋外のイベントは天候に左右される。
この日の来場者は350人。
寂しいイベントになった

カラオケは出場者が少なく、盛り上がりに欠けた。
それでも出店数は26店舗。
ステージを囲んで半円形に19のテントが配置され、中央に木立がある風景は手作り感が合ってなかなかいい。
小さな買い物籠を逆さまにおいて、その底にいくつジャガイモを積めるか争うゲームは盛り上がった。
生のとうもろこしを皮をむき誰が一番早く食べるか争うゲームは生のまま食べることにみんな驚いたし、出場者の感想は異口同音に「おいしい!」

フルートとギターのアンサンブルは会場の雰囲気にぴったり合い、ほのぼのとした情緒を高めてくれた。

9月21日
今日は「夢追い人・里の市」で使用するステージを作製した。
これまではメインハウスの未改修部分をステージとして使用してきたが、ほとんどのテントからはステージが見えない。

見えないテントに割り当てられた店からは、お客が来ないという苦情が絶えなかった。
そこで建物で一番出っ張っている喫茶店の前にステージを作り、喫茶店前の畑をつぶしステージを中心に半円形にテントを配置し、どのテントからもステージが見えるようにした。
冬の除雪を考えると、建てたままにはしておけない。
組み立て式にし、冬は取り外せるようにした。
問題はどうやって地面に固定するかだ。
勇知千客万来研究会の会長、古川さんが二人のプロを連れてきた。
一人は梅津さん。
土木のプロで土台にするコンクリートのブロックとユンボをトラックに積んでやってきた。
もう一人は阿部勝利さんで、溶接のプロだ。
使用した部材はC型鋼で、プレート類はあらかじめ作製しておいた。
朝8時から始まった作業は、夜の8時まで続いた。
その甲斐あってりっぱなステージの屋根が出来上がった。

9月18日
日刊宗谷に上勇知小中学校の廃校のニュースが載った。

前からうわさされていたことだが、新聞に報道されたことにより現実味を帯びてきた。
小中学校で全校生徒13名では平均一学年1名で、これでは家庭教師をつけて学んでいるのと同じだ。
近く中学生は一人も居なくなるという。
僕も中学1年まで稚内の市街地から20km近く離れた富磯小中学校で学んでいた。
複式学級でそれでも僕の同級生は21名いた。
そして稚内中学校に転校してきて驚いた。
50数名のクラスが8つもあった。
毎月学力テストがあり、テストの順位が廊下に張り出された。
自分の学力の低さにも愕然とした。
しばらくは田舎出身のコンプレックスに悩まなければならなかった。
勇知の子供たちも、やがて高校、大学と競争社会で生きていかなければならないことを考えると、早く大きな学校に通ったほうが良い。
しかし地域を考えると、学校が無くなったあとの勇知に何が残るだろう。
祭りやイベントも大きく減るだろう。
運動会、スキー大会、雪祭り、みんな子供たち無くして成り立たないだろう。
学校存続のために都会から児童や生徒を集め山村留学をしているところも、いろいろな問題を抱えやめたところもある。
子供をいっぱい生めと号令を掛けたところで、生める年齢層は皆無に等しい。
勇知もこのままでは限界集落になってしまう。
なんとかしなくては・・・・・・
9月17日
日刊宗谷に「日本海VSオホーツク海グルメバトル」の記事が載った。

6,440人の来場者とはすごい!
悠遊ファームは14日と15日の2日間野菜販売でこのイベントに参加した。
しかし買い物が目的で来ていないので野菜の販売はさほどではない。
それでも2日間で11万円の売上があった。
2日目はどうしたら売上が上がるか知恵を絞った。
一人のお客さんが大根を買ってその場で輪切りにし、生でバリバリ食べた。
どうしたのですかと聞くと、
「野菜がひとつも無いので、口がおかしくなった。」という。
なるほど見てみるとコンロで肉や魚を焼いて食べているが、野菜がひとつも無い。
そこで野菜を切ってパックに詰め、そのまま焼いて食べれるようにして販売した。
これが結構売れた。
来年からこの作戦で行こう。
この悠遊ファームの販売の様子をNHKが取材に来た。
悠遊ファームでは団塊の世代に生涯現役型グループリビングで、一緒に田舎暮らしをしませんかと呼びかけているが、それに応じてきたのが東京の福島さんだ。
悠遊ファームのそうした取り組みを、福島さんを中心に取材しようというのが今回の企画だ。
この日福島さんは販売に行っていた。
その様子をNHKは取材した。
そして昨日は大根の収穫の様子。
今日はチンゲンサイやリーフレタスの収穫の様子を取材した。
そして僕と福島さんのインタビュー。
僕へのインタビューはなかなかうまくいかない。
何度もやり直すのだか、うまく言葉が出てこない。
特別緊張しているわけではないが、生涯現役型グループリビングの良さがうまく表現できない。
「グループリビングで農業をするよさは何ですか。」
「1つは、太陽の下で体を動かすことにより、健康に良いことです。
2つは、仲間がたくさんいて楽しいことです。
3つは、新鮮でおいしい野菜が食べれることです。
4つは、とても安く生活できることです。
5つは、種をまき、芽が出てきて、成長していく過程を見ることが楽しく、手間を掛けてやればそれに野菜が答えてくれ、おいしく育っていくことです。
6つは、野菜の栽培で社会に参加でき、自分の存在意義を確認できることが一番の幸せだと思います。」
と言いたかったんだけど、これでは俳優にはなれないな。
最後は福島さんが仕事が終わって五右衛門風呂に入っているシーンを撮った。

放送は9月22日18:45分から予定。
ただし旭川放送局のみ。
9月11日
日刊宗谷に沓形中学校の陶芸体験の様子が載った。

9月10日
沓形中学の生徒たちは今日は陶芸体験。
講師は北斗窯の阿部千恵子さんにお願いした。
北斗窯が手狭なので、今日は悠遊ファームですることにした。

ろくろを使ってカップや茶碗を作る班と、皿を作る班に分かれて作業開始。
カップは初めに底の部分を作る。
ろくろの上に薄く切った粘土を置き、それを均一に伸ばし千枚通しの先でろくろを回しながら切る。
千枚通しを一点に固定しておくことが丸く切るコツだ。
しかしこれがなかなか出来ない。
千枚通しが動き螺旋になってしまう。
千恵子先生の手を借りる生徒が多かった。

皿つくりのほうは麺棒で粘土を平らに伸ばす。
両脇に平らな棒を置き厚さが一定になるように伸ばしてゆく。
これを型の上に乗せ周囲を整形して完成。

出来上がった作品はこのあと千恵子さんの手によって底の整形をし、乾燥、素焼き、抽薬塗り、本焼きの工程を経て生徒たちの元に送られる。
楽しみに待っていてください。
9月9日
今日は利尻町立沓形中学校の2年生13名と引率の先生2名を迎え、1泊2日の宿泊研修を実施。
フェリーとJRを乗り継いで11時40分頃悠遊ファームに到着。
昼食にカレーライスを食べ、1時からはジャガイモの収穫を体験。

機械で掘り起こしたジャガイモを拾う。
高校生にこの体験をしてもらったときは50分で飽きてしまったが、沓形中の生徒は頑張った。
2時間近くかかって130mの畝4本分を収穫した。
収穫したジャガイモを前に記念写真。

後ろに利尻富士が見えてるのだが、写真には写らなかった。
利尻富士を見て「利尻だ!帰りてぇ!」
おいおい、もうホームシックかよ。
おやつにあんドーナツを食べて、ミニトマトの収穫。
「ヘタの取れたミニトマトは商品にならないので食べても良いよ。」というと、
あっちこっちで「あっ!失敗した。」そして「甘い〜」
中には収穫した量より食べた量のほうが多い子もいたようだ。

収穫したトマト500gをお土産に。
500gをケースに入れるのも、どれだけ500gに近いか競い合う。
仕事を遊びにしてしまう感覚がすごい。
そしてバーベキューの食材の収穫。
自分で食べるスイートコーンを1本づつ収穫させた。
まず僕が1本収穫して、スイートコーンの先端を握らせ、実の入った先端の感覚を覚えさせる。
それぞれが大きなスイートコーンを収穫した。
ピーマン、南蛮を収穫し、それを調理してもらう。
調理した材料をさっそく炭で焼く。

お腹をパンパンに膨らませ、スイートコーンは入るところが無い。
「このトウキビは生で食べれるよ。」と教えると、一人がかぶりつき、「甘い〜」
「僕にも一口」と言ってとうきびを回し食いした。

先生が言っていた。
「みんなひとつの家族みたいに仲良しだから、男女別にひとつの部屋で寝せたい。」
本当に仲良しなんだ。
部屋が空いているにもかかわらず、一部屋に枕を並べて寝た。
食事の後は朝食で食べるパンを作る。
醗酵させ丸められた生地にサラダオイルを塗り、はさみで+の切れ目をいれ、その切れ目にマヨネーズとベーコンを入れる。

次は入浴タイム。
まづ男子生徒から入浴。
ロシアサウナと五右衛門風呂を楽しんだ。

五右衛門風呂で写真を撮る。
「さあ撮るぞ。おちんちんを隠せ。」
シャッターを押した瞬間、一人が飛び込んできた。
僕のデジカメはシャッターを押すのと写る時間にタイムラグがある。
みごとにおちんちんが写ってしまった。

そこでモザイク処理。
子供たちは裸のまま腰にバスタオルを巻きつけ、浴室以外も走り回る。
体は大きくても、まだ子供なんだ。
1時間以上も遊びながら風呂に入り、先生から
「もういい加減に上がりなさい。女子の入る時間よ。」
と叱られた。
女子生徒も浴室からはキャアキャアという騒ぎ声が聞こえてきた。
入浴後は就寝時間を1時間遅らせ遊びの時間。
オセロやトランプ遊びとともに伝承遊びをした。

剣玉は昔、伝承遊びのクラブに入っていた先生がとても上手だった。

だるま落としは、上手な子と出来ない子がいて面白かった。
朝早くから興奮が続いたからだろう。
11時の就寝とともに話し声はぴたりと止み、布団に入ったとたん眠りにおちいったようだ。
そしてようやく先生たちの入浴タイム。
先生、本当にお疲れ様でした。
9月7日
今日は名古屋の田中さんの送別会。
いつもなら夕方にバーベキューパーティーになるのだが、田中さんはジンギスカンが嫌い。
それで田中さんが大好きな手巻きすしにした。
明日千葉の田村さんご夫婦に会うというので、野菜をたくさん持っていってもらった。
雑草取りが大好きな田中さん、まだまだ雑草だらけのところが多いけど、あなたのおかげで何とか収穫できた野菜が多かったです。
本当にありがとうございます。
「来年も来るよ。」といって旅に出て行った。
9月6日
今日は福祉センターで「ふれあいフェスタ」があり、悠遊ファームは野菜の販売を行った。
10時からの開始で、テントを建てたり準備があるので9時に到着した。
着いたとたんお客が押しかけ、テントを建てる暇がないほど。

11時にゆでとうきびとポテトパンを持って行ったがすぐに完売。
そしてトマトとミニトマト、大根、カボチャを追加してくれと電話が来た。
悠遊ファームに残ってるのは僕と博子さん、妹の美恵子、母。
博子さんにトマトとミニトマトの収穫を頼み、僕は大根を収穫に原田畑へ。
大根を収穫して帰ってくると博子さんがミニトマトの収穫で苦戦していた。
博子さんには初めての仕事、説明もしないで頼んでいったものだから無理も無い。
見かねて88才の母が杖をつきながら収穫を手伝っていた。
大根洗いを博子さんに頼んでミニトマトの収穫を引き継いだ。
その間にも品物が切れたので早くと電話での催促が来る。
結局品物を届けれたのは、追加の電話が来てから1時間半後だった。
みんなが健闘した甲斐合ってこの日の売上は125,000円。
今年の最高売上額と、イベントでの最高売上額を更新した。
パチ、パチ、パチ。
9月4日
今日は北海道教育大学の学生5名と教授1名が悠遊ファームにやってきた。
ゼミの一環で新エネルギーの視察が目的だという。
夕食をとりながら悠遊ファームのエコの取り組みを話した。
「悠遊ファームのエネルギー対策はリユース、再利用です。
たとえばこの部屋は窓が10個ついていますが、購入したのは1個だけで他はすべてもらい物や解体する家から外してきたものです。
使用している木材なども表面に見えるものだけ購入したもので、それも一番安い材料を使用しています。
腰壁は板にカンナを掛け、相じゃくりという溝を掘った手作りです。
壁と天井は一枚280円の石膏ボードにペンキを吹き付けました。
天井に入れたグラスウールは解体した家から外してきたものです。
レストランのストーブとロシアサウナ、五右衛門風呂の燃料は薪です。
薪は建築廃材で、頼むと無料でいくらでも持ってきてくれます。
現在すでに5〜6年分の薪が集まっています。
一番のリユースは人です。
母は88歳でまだボランティアさんたちの昼食を作っていますし、種まきなど座って出来る農作業をしています。
農作業などはほとんどボランティアさんがやってくれますが、ボランティアさんたちの平均年齢は69才です。
一般の会社では高齢で使ってくれるところは無いけれど、仕事があり健康にもいいと喜ばれています。」

朝食後ミニトマトの収穫体験をし、次の目的地「風の学校」に向かった。

9月1日
ホームページでグループリビングの入居者を募集していたが、ついに初めての入居者が決まった。
東京から来た福島さんで、5月のゴールデンウィーク過ぎに北海道にやって来て民宿に長期滞在していたが、民宿を出てグループリビングに住むことになった。
グループリビングといっても他に入居者が居ないので、一軒家を借り切った形だ。
火を起こすのが大好きだというので、早速ロシアサウナと五右衛門風呂の担当をしてもらうことになった。